Mr.レディーMR.マダム
Mr.レディーMR.マダム
メインキャスト
アルバン・ムージェット(ザザ・ナポリ)を演じる ミシェル・セロー
レナト・バルディ を演じる ウーゴ・トニャッティ
ローラン・バルディ を演んじるレミー・ローラン
シモン・シャリエ 演んじる ミシェル・ガラブリュ
シモーヌ・デブロンを演じる クレール・モーリエ
ストーリー(ネタばれ)
夜のサントロぺで人気を集めている純オカマ・クラブ“狂人の檻”。
経営者は、この道20年というべテランのレナト(ウーゴ・トニャッティ)。
店の看板スター“ザザ”ことアルバン(ミシェル・セロー)は、レナトの愛人で、店の上階には、2人の愛の巣がある。
面倒を見ているのはオカマの黒人メイド、ジャコブ(ニー・ルーク)。
最近、アルバンは、レナトが自分にかまってくれないことを嘆き、気分が沈みがち。
レナトがアルバンをかまっていられないのには理由があった。レナトが20年前、たった一度のまちがい(?)からもうけたハンサムな息子ローラン(レミー・ローラン)がパリからやってきたのだ。化粧を落とし、息子と再会を喜ぶレナト。
しかし、ローランが結婚したいと言ってから状況は一変した。しかも、相手が、道徳尊守をスローガンとする政党“明朗道徳党”書記長の一人娘というから、ますますややこしくなった。
翌日、このことをレナトから聞いたアルバンは、自分が母親のようにして育てたローランが女に盗られるのは我慢できない、と断固としてローランの結婚に反対した。
問題は、花嫁アンドレア(ルイザ・マネリ)の側にもあった。というのは、当の父親シャリエ氏(ミシェル・ガラブリュ)がこの結婚に猛反対しているのだ。