鈴木大地 - Wikipedia
40代の若さで競技団体のトップに就任するのは、2006年に41歳で日本スケート連盟会長になった橋本聖子氏以来。
2015年10月1日、スポーツ庁初代長官に就任!
政府は2015年9月11日午前の閣議で、スポーツ庁の初代長官に、ソウル五輪水泳金メダリストで日本水泳連盟会長の鈴木大地氏(48)を充てる人事を決めた。
スポーツ庁は、これまで関係省庁にまたがってきたスポーツ行政を一本化し、文部科学省の外局として10月1日に発足する。
2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた準備や選手強化、スポーツ普及・振興など、スポーツ行政の「司令塔」の役割を担う。
初代長官について、下村博文文科相は、「スポーツに精通し、統治能力も備えた人材」が望ましいとし、民間からの人選を進めていた。日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏(78)や柔道の五輪金メダリスト山下泰裕氏(58)の名前もこれまで挙がっていた。
決め手となったのは水連(日本水泳連盟)を立て直した手腕。
日本水泳連盟会長として選手強化のみならず普及や振興にも力を入れ、地方にも頻繁に足を運び、積極的にスポンサーを獲得。
就任時に年間1億5000万円の赤字だった業績が、2年間で1億5000万円の黒字に改善した。その手腕も評価された鈴木氏には「水連の統治は安定感がある」との自負もあった。
日本水連関係者は日本オリンピック委員会(JOC)会長としてスポーツ界に貢献した故・古橋広之進氏の名前を引き合いに出し、「スポンサーの関係者がみんな、大地と一緒の写真に写りたがる。こんなことは古橋さん以来なかったこと」と話す。
菅義偉官房長官は閣議後の記者会見で、鈴木大地氏について「スポーツ全般に関して、優れた高い実績と識見を有する。スポーツ行政の顔として大きく活躍するのを期待する」と語った。
記者会見をする鈴木大地
鈴木大地 スポーツ庁長官就任記者会見の一問一答
鈴木大地氏記者会見 「明るく、楽しく、元気よく…スポーツの力を国民に伝えたい」「若さアピール」 - 産経WEST