映画『ザ・フライ』は異色のSFホラー映画。ハエ男の恐怖は必見!

映画『ザ・フライ』は異色のSFホラー映画。ハエ男の恐怖は必見!

映画『ザ・フライ』は1958年に公開された映画『ハエ男の恐怖』のリメイク版です。主演は映画『ジュラシックパーク』シリーズでも準主役級の役柄を演じたジェフ・ゴールドブラム。オリジナルの『ハエ男の恐怖』では人間の人体がそっくりそのまま巨大なハエの姿に置き換えられていましたが、映画『ザ・フライ』では遺伝子レベルでの変換で、見たこともないようなモンスターに変身してしまいます。SFホラー映画の真骨頂です。


映画『ザ・フライ』について

1986年にアメリカで公開され、日本での公開は翌年1月。
この映画はジョルジュ・ランジュランの小説『蝿』を映画化し、1958年に公開された『ハエ男の恐怖』のリメイク作品。

1989年には続編として『ザ・フライ2 二世誕生』が公開されました。

『ザ・フライ』は最初から続編が作られることを想定した内容になっていました。物語の終盤になって恋人が妊娠し異常な早さで出産してしまい、「その子供は果たして?」という形で終わっていましたから。まさにハエ男の恐怖、SFホラー映画の真骨頂です。しかし、製作された続編も秀逸な出来栄えで十分に堪能できました。続編はうまく行かない、柳の下に幽霊じゃなくてドジョウは2匹もいないというのは通説ですが、『ザ・フライ』に限ってはそのようなことはありません。これもやはりハエ男の恐怖、SFホラー映画の真骨頂なのでしょう。

主なキャスト

「隣り合う2つのポッドの片方に収めた物体を細胞レベルで分解し、もう片方へ送った後、元の状態に再構築する」という物質転送機「テレポッド」を開発

セス・ブランドル/ジェフ・ゴールドブラム

セスの恋人。テレポッドを開発するセスにヒントを与え、遂に生物の転送に成功させる立役者となる。

ヴェロニカ・クエイフ/ジーナ・デイヴィス(写真右)

ストーリー

人間とハエが遺伝子レベルで融合するとどうなるか・・・。このとんでもない発想を、ちょっとした運命のいたずら的な導入で盛り上げ、知らず知らずのうちに見る者をのめりこませていきます。
お化けや幽霊などを信じない現実主義者でも、この設定だけは「もしかしたらあり得るかも」と思わせてしまうあたりはお見事。今観返しても、この恐怖が現実になる可能性を否定できないのでは?

科学者セス・ブランドルは、「隣り合う2つのポッドの片方に収めた物体を細胞レベルで分解し、もう片方へ送った後、元の状態に再構築する」という物質転送機「テレポッド」を開発中。無機物の転送実験には成功していたセスだが、有機物では失敗が続いていた。
(出典元:wikipedia)

「テレポッド」

ある日、ヴェロニカの助言を元に、それをヒントに改良を重ね、ついに生物の転送に成功した。
しかし、セスはヴェロニカの元恋人と彼女の関係に嫉妬し泥酔すると、その勢いで自らを実験台にし転送を行なった。

転送直後は何も問題はなく、むしろ転送前よりも強靭となり、成功したと思われた。
が、その後セスの身体には数々の異変が起きた…

調査をした結果、彼が転送ポッドに入って実験をするときに1匹のハエがまぎれ込み、再構築をするにあたって、遺伝子レベルでセスとハエが融合ししてしまったことがわかった。

それから、異常な身体能力を得て行くとと同時に肉体は姿を変え、日が経つごとに人間ではなくなっていき、セスの身を心配するヴェロニカは自身の妊娠がわかり、彼女のセスとの間の子供もハエの遺伝子を受け継いでいる可能性があると知り元カレに助けを求め堕胎手術に臨むが、考え方までハエ化しつつあるセスに妨害され、研究室へと連れ去られる。

最終的に完全なハエ人間となったセス。
完全な人間に戻ることを諦め人間に近い生物になろうと、テレポッドを使ってヴェロニカと胎児との融合を計画したがヴェロニカの元彼に妨害され失敗に終わった。そして、ポッド部品と異常な融合をしてしまい、動くことすらできないハエ人間から彼自身の銃殺を乞われた。
ヴェロニカは、これに応えるのだった・・・

ホラー映画としても最高レベルの怖さであったことは周知の事実

半端なくグロテスクな描写も!

ストーリーの斬新さも去ることながら、作品中の随所に出てくるグロテスクな描写は、現在でもある意味中毒性を持って親しまれている様です。

子供の頃にこの映画を見たせいで、現在でもトラウマになっている人が数多くいる様です。この頃のホラー映画と言えば、エクソシストやオーメンなどとにかく心理的に恐怖感を植え付けてくる名作が多く、このザ・フライも後世に語り継がれる映画であることは間違いないでしょう。

関連する投稿


天才・楳図かずおが描いた時空を超えた少年SF巨編『漂流教室』特別企画が東京・中野「墓場の画廊」で開催決定!!

天才・楳図かずおが描いた時空を超えた少年SF巨編『漂流教室』特別企画が東京・中野「墓場の画廊」で開催決定!!

マンガ、アニメ、特撮などを始めとするサブカルチャーをテーマとした企画展を開催・運営するクレイジーバンプが、墓場の画廊中野店と墓場の画廊ONLINE STOREにて『漂流教室 POP UP STORE in 墓場の画廊』を開催します。


昭和の特撮ホラー「マタンゴ」&任侠怪談「怪談昇り竜」のサウンドトラックが発売決定!!

昭和の特撮ホラー「マタンゴ」&任侠怪談「怪談昇り竜」のサウンドトラックが発売決定!!

ディスクユニオン・DIWの映画サウンドトラックレーベルCINEMA-KAN(シネマカン)より、1963年公開の東宝特撮ホラー映画「マタンゴ」と、1970年公開の日活の異色任侠怪談映画「怪談昇り竜」のサウンドトラック2作品が同時リリースされます。


映画公開40周年記念!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』inコンサート2025が東京、大阪で開催決定!!

映画公開40周年記念!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』inコンサート2025が東京、大阪で開催決定!!

東京国際フォーラムホールA(東京都千代田区)および大阪国際会議場メインホール(大阪府大阪市)にて、1985年7月に全米で公開され、世界中を魅了した名作映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を題材としたコンサート『映画公開40周年記念「バック・トゥ・ザ・フューチャー」in コンサート2025』が開催されます。


星野之宣のデビュー50周年を記念した豪華特集本と珠玉のSF選集が同時刊行!東京で初の個展開催!18年ぶりにサイン会も!!

星野之宣のデビュー50周年を記念した豪華特集本と珠玉のSF選集が同時刊行!東京で初の個展開催!18年ぶりにサイン会も!!

河出書房新社より、漫画家・星野之宣のデビュー50周年を記念した書籍『総特集 星野之宣 大増補新版』(文藝別冊/税込価格1,870円/2025年5月22日発売)および『星野之宣50周年珠玉SF選集 星芒』(税込価格1,980円/2025年5月23日発売)が現在好評発売中となっています。


「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」が開催!GAAATがアート作品を出展!!

「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」が開催!GAAATがアート作品を出展!!

デジタル技術とフィジカルアートを掛け合わせて新しい体験価値を創造するアートブランド「GAAAT(ガート)」が、「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」にコラボレーション企業として参加し、アート作品を出展します。


最新の投稿


昭和の名車が横浜に大集結!日本最大級の旧車トレードショー「ノスタルジック2デイズ 2026」開催

昭和の名車が横浜に大集結!日本最大級の旧車トレードショー「ノスタルジック2デイズ 2026」開催

日本最大級のクラシックカーイベント「Nostalgic 2days(ノスタルジック2デイズ)2026」が、2026年2月21日(土)・22日(日)の2日間、パシフィコ横浜にて開催されます。17回目を迎える今回は、全国から選りすぐりの名車や希少車が集結。展示だけでなく車両販売や昭和レトログッズの物販、豪華ゲストによるステージなど、クルマ好きにはたまらない2日間の見どころを詳しく紹介します。


さらば「平成の借金王」安田忠夫さん。リストラ候補から大晦日の主役へ…愛された波乱の62年

さらば「平成の借金王」安田忠夫さん。リストラ候補から大晦日の主役へ…愛された波乱の62年

「借金王」の愛称で親しまれた元プロレスラー安田忠夫さんが62歳で亡くなりました。2001年大晦日、ジェロム・レ・バンナ戦で見せた奇跡の逆転劇は今も語り草。相撲からプロレスへ、波乱万丈な人生と愛すべき人柄を振り返ります。


目指せゴジラクイズ博士!淡路島ニジゲンノモリで小学生向け難関ミッション「2026春」始動

目指せゴジラクイズ博士!淡路島ニジゲンノモリで小学生向け難関ミッション「2026春」始動

兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」の人気アトラクション「ゴジラ迎撃作戦」にて、2026年3月7日(土)より期間限定の新イベント『ゴジラ迎撃作戦クイズラリー2026春』が開催されます。ゴジラ知識に自信のある小学生を対象としたこの企画では、エリア内に隠された難問を解き明かし、見事全問正解すると「博士認定証」と限定グッズが授与されます。春の行楽シーズンに親子で楽しめる、知恵と勇気の冒険の詳細をお届けします。


伝説の男、松田優作。「BS10プレミアム」で魂を揺さぶる6作品を一挙放送

伝説の男、松田優作。「BS10プレミアム」で魂を揺さぶる6作品を一挙放送

昭和の銀幕を駆け抜け、40歳という若さで伝説となった俳優・松田優作。その圧倒的な演技力とカリスマ性に再び触れるチャンスが到来しました。BS10プレミアムにて、2026年2月9日から「ザ・レジェンド:俳優 松田優作」と題した特集放送が決定。ハードボイルドの金字塔「遊戯シリーズ」から、遺作となったハリウッド映画『ブラック・レイン』まで、彼の役者魂が刻まれた珠玉の6作品を放送します。


小野正利、59歳で魅せた進化と原点。還暦へ向けて走り出したバースデイ・ライヴ「COUNT DOWN」徹底レポート

小野正利、59歳で魅せた進化と原点。還暦へ向けて走り出したバースデイ・ライヴ「COUNT DOWN」徹底レポート

2026年1月29日、日本を代表するハイトーン・ヴォーカリスト小野正利が59歳の誕生日を迎え、東京・鶯谷にて「Masatoshi Ono Birthday Live 2026 ― COUNT DOWN ―」を開催しました。来るべきデビュー35周年と還暦イヤーに向けた狼煙を上げる本公演では、あの大ヒット曲はもちろん、自身の殻を破るシティ・ポップ調の新曲「Love in Gradation」を初披露。歴史あるダンスホールを舞台に繰り広げられた、熱狂と祝福の一夜を詳細にレポートします。