ハイソカーブーム
1980年にトヨタが初代クレスタを発売。1982年のマイナーチェンジ時に姉妹車のマークII / チェイサーと同様に設定されたツインカム24搭載車から、トヨタが「スーパーホワイト」と名付けた白いボディーカラーの3車が爆発的に売れました。
この“白い高級車”のブームは、1984年に登場したX70系マークII / チェイサー / クレスタで決定的なものとなり、1クラス上のクラウンやセドリック、当時爆発的な人気を博していたソアラなども含めた、高級乗用車全体のブームへと発展。このブームは「ハイソカーブーム」と呼ばれ、一世を風靡しました。
マークII3兄弟 ~ハイソカーブームを牽引~
【X60系】4代目コロナマークII
4代目コロナマークII[X60系](1980年- )
トヨタ・マークII - Wikipedia
【X50・X60系】初代クレスタ
初代クレスタ[X50系](1980年- )
スクエア・カットのテールライト
クレスタ[X60系](1982年- )
【X60系】2代目チェイサー
2代目チェイサー[X60系](1980年- )
マークII3兄弟は、次の代となる70系で各モデルのオリジナル度を高めていきます。
車種編成を見直し、クレスタは従来4ドアハードトップのみだったモノをセダンボディに変更、チェイサーはセダンを廃止して4ドアハードトップのみのボディ設定、代ってマークⅡは基幹車種として従来通りセダン/4ドアハードトップ/ワゴンのワイドバリェーションを維持しました。
【X70系】5代目マークII
5代目マークII[X70系](1984年- )