エアポート'77/バミューダからの脱出
映画『エアポート'77/バミューダからの脱出 』
「大空港」から始まった「エアポート」シリーズ第3弾。ハイジャックされたジャンボ機が“魔のバミューダ三角海域”に不時着。次第に沈んでいく機体からの決死の救出劇を描くパニック映画。
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ストーリー(ネタバレ)
スティーヴンス(ジェームズ・スチュアート)は、億万長者のビジネスマンで美術収集家。
彼の自家用ジャンボ機にスポンサー、友人等と美術品を乗せパームビーチまで運ぶことにした。
パイロットはドン(ジャック・レモン)、
旅の責任者はスティーヴンスの秘書のイブ(ブレンダ・ヴァッカロ)、
主な客は金持ちのエミリー(オリヴィア・デ・ハヴィランド)、
ニコラス 3世(ジョセフ・コットン)、
海洋学者のマーティン(クリストファー・リー)とその妻カレン(リー・グラント)など。
お酒を飲んだり、盲目のピアニストの演奏を聴いたり、人々は機内で楽しい時間を過ごしていた。しかし出発直後ドンがコクピットから出たのを合図に機内には麻酔ガスが流され、乗客と乗務員は意識を失ってしまった。
ハイジャックだ。あらかじめ計画されていたもので、一味の副パイロットのチェンバーズ(ロバート・フォックスワース)が操縦桿を握る。
レーダーより逃がれるため、低空飛行でコースをカリブのある孤島に向けた。その島で美術品を持ち出す算段だ。だが突然、天候は悪化し、
濃霧のため油田タワーに機は接触し、
そのまま海中に突っ込む。
この騒ぎで人々は意識を取り戻すが、何人かは死んでいた。
飛行機は海面下の砂州の斜面に横たわっている。機内は気圧が保たれ、機密状態で、しばらくは安全である。だが、何トンもの水圧にいつまで耐えられるか。
海中のため無線も使えず、生存者に絶望の色が広がっていった。ドンは傷ついた人々を救うため指揮をとる。