ガメラ60周年を締めくくる大型プロジェクトが始動
ガメラ永久保存化プロジェクト FINAL
特撮怪獣映画『ガメラ』シリーズの生誕60周年を記念する新たな取り組みとして、「ガメラ永久保存化プロジェクト FINAL」が2026年7月24日よりクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でスタートする。
これまで60周年プロジェクトでは、昭和・平成作品の上映イベントや展示会「ガメラEXPO」、歴代スーツの復元プロジェクトなどが展開され、多くのファンを魅了してきた。今回のプロジェクトは、その集大成ともいえる企画として位置付けられており、貴重な造型物を未来へ受け継ぐことを目的としている。
『小さき勇者たち〜ガメラ〜』トトスーツを永久保存へ
「ガメラ(トト)」のスーツ
今回の最大の目的は、2006年公開の映画『小さき勇者たち〜ガメラ〜』で活躍した「トトガメラ」のスーツを復元し、永久保存することだ。
現在もスーツは現存しているものの、制作から約20年が経過し、素材の経年劣化が進行しているという。そこで、平成ガメラシリーズの怪獣造型を手掛けた原口智生氏を中心に、『GAMERA -Rebirth-』で怪獣デザインを担当した髙濵幹氏らが再びチームを結成し、本格的な復元作業に取り組む。
目標金額は900万円。All or Nothing方式で実施され、目標額を達成した場合のみプロジェクトが実現する。また、シリーズのクラウドファンディングとしては初めて海外からの支援にも対応する予定だ。
幻の8mmメイキング映像を初Blu-ray化
未公開メイキング映像(8mm)
本プロジェクトでもっとも注目を集めそうなのが、『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995年)の撮影現場を記録した未公開8mmフィルムのBlu-ray化である。
約90分に及ぶこの映像は、30年以上公開されることなく保管されていたもので、当時の制作スタッフや関係者も存在を知らなかったという貴重な記録だ。
映像は最新技術によってデジタル化されるほか、樋口真嗣特技監督、三池敏夫特撮美術監督、原口智生氏による新録オーディオコメンタリーも収録予定。平成ガメラシリーズの制作現場を知ることができる、ファン垂涎の映像作品となりそうだ。
ワンダーフェスティバルで先行展示・上映を実施
未公開メイキング映像(8mm)
クラウドファンディング開始直後の7月26日には、「ワンダーフェスティバル2026[夏]」へ特設ブースを出展する。
会場ではクラウドファンディングのリターン品を実際に展示するほか、Blu-ray収録予定の未公開メイキング映像の一部を先行上映。完成前の貴重な映像をいち早く体験できる機会となる。
さらに、同会場内のアニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)ブースでは、『小さき勇者たち〜ガメラ〜』をはじめとする歴代ガメラシリーズの制作資料も展示され、シリーズの歴史を振り返ることができる。
豪華リターンでガメラの歴史を未来へつなぐ
収録風景
支援者向けには、多彩なリターンが用意されている。
未公開メイキング映像のBlu-rayをはじめ、新たに復元されたトトスーツのお披露目イベントや、『小さき勇者たち〜ガメラ〜』のメイキング映像を造型スタッフの生コメンタリー付きで楽しめる上映会への参加権など、ファンなら見逃せない内容が揃う。
そのほか、『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』で使用されたオリジナルモールドから制作される「G3ガメラ」レプリカヘッドや、原口智生氏による一点ものの撮影用プロップ、髙濵幹氏描き下ろしイラストなど、コレクター向けの限定アイテムもラインアップされている。
ガメラシリーズが築き上げてきた特撮文化を次世代へ継承するための挑戦として、多くのファンから注目を集めそうだ。プロジェクトは2026年7月24日から8月31日まで実施される予定で、目標達成に向けた支援が期待される。
クラウドファンディング実施概要
・プロジェクト名:「ガメラ」シリーズを未来へ! ガメラ永久保存化プロジェクト FINAL
・実行プラットフォーム:CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
・ページURL:https://camp-fire.jp/projects/935944/idea
・目標金額:900万円(税込)※All or Nothing方式(目標金額達成時のみ実行)
・募集期間:2026年7月24日(金)〜 8月31日(月)
・主催:ガメラ生誕60周年プロジェクト
・企画・運営:合同会社アーキヴィスト
・企画協力:株式会社KADOKAWA
・公式X(旧Twitter):@gamera_info(※プロジェクトの最新情報を随時発信中)