【ひょうきん族】意外と名曲ぞろい!? 懐かしい『オレたちひょうきん族』の主題歌・挿入歌

【ひょうきん族】意外と名曲ぞろい!? 懐かしい『オレたちひょうきん族』の主題歌・挿入歌

1980年代、土曜日の夜を盛り上げた人気お笑い番組といえば『オレたちひょうきん族』。今では考えられないほどの豪華な顔ぶれで、TBS系列の某番組と競い、高視聴率を誇りました。芸人と同じく豪華だったのが、主題歌・挿入歌を制作したミュージシャンたち。今回は、そんな彼らの楽曲をご紹介します。


ウィリアム・テル序曲

ミドル世代の方は、この曲が流れると、ひょうきん族のオープニング映像を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。本曲は、1829年にイタリアの作曲家・ロッシーニが作曲したオペラ『ウィリアム・テル』の序曲で、正確には、オペラ第4部の『アレグロ・ヴィヴァーチェ(スイス軍隊の行進)』です。ひょうきん族のオープニングテーマとして起用され、スポーツ関連のBGMでもよく聴かれる曲です。



オープニング映像を見ると、今では考えられないほど豪華なお笑い芸人のオンパレードで、裏番組の『8時だョ!全員集合』と視聴率を競ったことも納得です。

DOWN TOWN / EPO

リリース日:1980年3月21日

作詞:伊藤銀次

作曲:山下達郎

編曲:林哲司・清水信之




『DOWN TOWN』は、EPOのデビュー曲で、ひょうきん族の初代エンディングテーマです。正確には、第1回放送のみ『星に願いを』が起用され、第2回放送以後に、本曲が約1年半に渡って起用されました。ひょうきん族ファンにとっては、一番馴染みのあるエンディングテーマではないでしょうか。



『DOWN TOWN』の原曲は、1975年のシュガー・ベイブの楽曲で、作詞・作曲はいずれもシュガー・ベイブのメンバー、伊藤銀次&山下達郎。EPOが山下達郎に直接掛け合って、本曲のカバーを実現したと言われています。



本曲に続く3代目のエンディングテーマ『土曜の夜はパラダイス』もEPOの曲ですが、こちらは、彼女自身が作詞・作曲したオリジナル曲です。

パレード / 山下達郎

リリース日:1982年4月21日

作詞:山下達郎

作曲:山下達郎

編曲:山下達郎




実は、EPOが『DOWN TOWN』をカバーした後、シュガー・ベイブ自身も原曲を再リリースしていました。そのカップリング曲だったのが、本曲『パレード』です。元々は、ナイアガラ・トライアングル(大滝詠一、山下達郎、伊藤銀次)のアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』の収録曲で、ひょうきん族の4代目エンディングテーマとして、約半年間起用されました。



その後、1994年に同じフジテレビ系列の『ポンキッキーズ』エンディングテーマにも起用され、その際、山下達郎の26枚目のシングルとして正式リリースしています。



因みに、以下の動画は、EPOによるカバーバージョンです。

土曜日は大キライ / 松任谷由実

リリース日:1986年11月29日

作詞:松任谷由実

作曲:松任谷由実

編曲:松任谷正隆




『土曜日は大キライ』は、松任谷由実の18枚目のアルバム『ALARM à la mode』の収録曲で、ひょうきん族の8代目エンディングテーマです。1986〜1987年の約1年間起用され、番組おなじみの曲となりました。六本木をイメージしたという曲で、「-I Hate Saturdays-」というサブタイトルがついています。



続く『SATURDAY NIGHT ZOMBIES』『恋はNo-return』も松任谷由実の曲で、ひょうきん族の最終回まで彼女がエンディングテーマを担当しました。

THE TAKECHANマン / ひょうきんストリートBAND

リリース日:不明(1981年10月?)

作詞:大岩賞介

作曲:佐藤エポ子

編曲:JOEPO BAND




『THE TAKECHANマン』は、ひょうきん族の人気コーナードラマ『タケちゃんマン』のオープニングテーマです。スーパーマンのパロディで、「あ、鳥だ!」「あ、飛行機だ!」「あ、タケちゃんマンだ!」と街の人が叫ぶ映像の後、本曲が流れ出します。歌詞は、「今日は吉原・堀之内〜中洲・すすきの・ニューヨーク〜♪」と日本の風俗街に言及し、「強きを助け、弱きを憎む」のキャッチフレーズも盛り込んだタケちゃんマンらしい内容です。映像の最後は「ナハッナハッ!」と叫びながら、夕陽に向かって飛び去っていきます。



作曲の佐藤エポ子とはEPOのことで、本名の佐藤栄子にかけています。実は "エポ" は子供の頃のニックネームで、「えーこちゃん」と呼ぼうとした際に、舌がもつれて「えーぽちゃん」と呼んでしまったというエピソードが由来です。

アミダばばあの唄 / アミダばばあ & タケちゃんマン

リリース日:1983年10月21日

作詞:桑田佳祐

作曲:桑田佳祐

編曲:新田一郎




ひょうきん族の人気コーナードラマ『タケちゃんマン』で、タケちゃんマンの敵キャラクターを演じていたのが明石家さんま。ブラックデビル、アミダばばあ、ナンデスカマンなど様々なキャラクターを演じ、またそれに付随するテーマ曲も話題になりました。その中で、最もヒットした曲が『アミダばばあの唄』です。



プロデュースは、さんまと同学年の桑田佳祐。桑田も、自身の2001年の曲『白い恋人達』のカップリングで、本曲を(正確にはメドレーの一曲として)セルフカバーしています。「あみだくじ〜 あみだくじ〜 引いて楽しいあみだくじ〜」の歌詞でおなじみの曲です。

うなずきマーチ / うなずきトリオ

リリース日:1982年1月1日

作詞:大瀧詠一

作曲:大瀧詠一

編曲:多羅尾伴内(大瀧詠一の変名)



うなずきトリオは、漫才コンビのツッコミ役(うなずき役)によって結成されたお笑いグループで、メンバーは、ツービートのビートきよし、紳助・竜介の松本竜介、B&Bの島田洋八の3人です。命名は、ひょうきん族のプロデューサーとしておなじみの横澤彪。トリオは、ひょうきん族の第1回から番組に登場しました。



『うなずきマーチ』は、大瀧詠一が手がけた楽曲で、ひょうきん族のコーナー『ひょうきんベストテン』に度々ランクインし、トリオとして出演を果たしています。オリコン55位と、まずまずのヒットでした。余談ですが、読みが同じということで、富山県の宇奈月温泉で撮影が行われたこともあります。

関連する投稿


“裸芸の元祖”井手らっきょが『しくじり先生』に初登壇!警察沙汰になった衝撃の過去を激白

“裸芸の元祖”井手らっきょが『しくじり先生』に初登壇!警察沙汰になった衝撃の過去を激白

AbemaTVで配信中の人気番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、ベテラン芸人の井手らっきょが登場しました。「裸芸」のパイオニアとして知られる彼が、過激すぎる芸風ゆえに招いた数々のトラブルや、警察から連絡が来たという衝撃の事件を告白。笑いと教訓に満ちた授業内容と、スタジオを震撼させたエピソードの全貌を紹介します。


あの頃の風景が蘇る。林哲司、杉山清貴、EPOら集結「シティポップ・スタジオLIVE」

あの頃の風景が蘇る。林哲司、杉山清貴、EPOら集結「シティポップ・スタジオLIVE」

BS朝日の音楽番組「シティポップ・スタジオ」発のライブイベント「シティポップ・スタジオLIVE vol.3」が、2026年3月に横浜と大阪で開催されます。作曲家・林哲司をはじめ、杉山清貴、EPO、南佳孝、鈴木康博ら全10組のレジェンドアーティストが出演。番組で披露されたスペシャルパフォーマンスに加え、会場限定の貴重なコラボレーションも実現します。チケットは12月20日より一般発売です。


【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

昭和の歌謡曲には、現代ではお蔵入りしてもおかしくないほど、ありえないシチュエーションを描いた詞が数多くあります。その中には、残酷な人物像や露骨な情景描写もあり、思わず笑ってしまうような歌詞もありました。今回は、筆者の独断と偏見で、歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲を5曲ご紹介します。


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『トラぶるCHASER 第1話 トラブルは空から未来から(PC-9801版)』『3Dテニス(MSX版)』の配信がスタートしました。


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


最新の投稿


あの「デュード」がスクリーンに帰ってくる!『ビッグ・リボウスキ』全国リバイバル上映が決定

あの「デュード」がスクリーンに帰ってくる!『ビッグ・リボウスキ』全国リバイバル上映が決定

Filmarksのリバイバル上映プロジェクト「Filmarks 90's」第16弾として、コメディ映画の金字塔『ビッグ・リボウスキ』が2026年5月29日より2週間限定で全国公開されます。誤解から始まる騒動に巻き込まれながらも、マイペースを貫く男「デュード」の脱力系スタイルを劇場で体感する貴重なチャンスです。


祝6周年!「G-MODEアーカイブス」特別生放送が4月16日に開催、待望の新作も世界初公開へ

祝6周年!「G-MODEアーカイブス」特別生放送が4月16日に開催、待望の新作も世界初公開へ

ガラケーの名作を復刻する「G-MODEアーカイブス」が6周年!4月16日に開催される特別生放送では、ゲストにレトロゲームアイドル・村下小粒さんを迎え、ファン待望の「新作タイトル」を世界初公開します。デジタル遺産の保存に情熱を注ぐプロジェクトの節目を祝う、一夜限りの豪華放送の見どころに迫ります。


『To-y』連載40周年!上條淳士展示会「To-y ~帰郷~」が聖地・軽井沢で開催決定

『To-y』連載40周年!上條淳士展示会「To-y ~帰郷~」が聖地・軽井沢で開催決定

漫画家・上條淳士氏の代表作であり、音楽漫画の金字塔『To-y』。連載開始40周年を記念し、2026年4月27日より「SHARE LOUNGE 軽井沢T-SITE」にて展示会「To-y ~帰郷~」が開催されます。主人公・藤井冬威の故郷である軽井沢での初展示。貴重な原稿の公開や浅田弘幸氏を迎えたトークイベントなど、ファン必見の内容を詳しく紹介します。


昭和100周年の「昭和の日」に!懐かしのパッケージで楽しむ大人の辛口ベビースターが限定登場

昭和100周年の「昭和の日」に!懐かしのパッケージで楽しむ大人の辛口ベビースターが限定登場

2026年の「昭和の日」に合わせ、おやつカンパニーが『ベビースターラーメン(辛口スパイシーチキン味)』を発売。1959年の誕生当時をイメージした昭和レトロな復刻パッケージが、かつての子供たちを「あの頃」へ誘います。おつまみにも最適な、大人向けの刺激的な味わいと懐かしさが融合した一冊です。


祝50周年!合身ロボの先駆け『UFO戦士ダイアポロン』記念コレクションが金きゃらじゃぱんに登場

祝50周年!合身ロボの先駆け『UFO戦士ダイアポロン』記念コレクションが金きゃらじゃぱんに登場

日本初の合身ロボットアニメ『UFO戦士ダイアポロン』の放送50周年を記念し、金きゃらじゃぱんから豪華コレクションが4月に限定発売。純金カードやメモリアルメダルなど、ファン垂涎のアイテムが勢揃い。半世紀の時を超えて蘇る「アポロン・ヘッダー」たちの勇姿を、一生モノの輝きと共に手に入れるチャンスです。