清純派女優『芦川いづみ』の世界。清楚で可憐な白い花、日活の黄金期を代表する名映画女優の魅力に迫ります。

清純派女優『芦川いづみ』の世界。清楚で可憐な白い花、日活の黄金期を代表する名映画女優の魅力に迫ります。

和泉雅子「いづみちゃんのブロマイドを枕元に置いて寝ていました。(吉永)小百合ちゃんと今日何回、目が合ったと競争していたぐらい好きでした」、吉永小百合「(芦川いづみさんは)マリア様のような女性」(2014.3.9朝日朝刊) というほど女優の憧れの存在だった清純派女優の芦川いづみさんを振り返ります。


日活の黄金期を代表する清純派女優の芦川いづみさんの魅力

芦川 いづみ(あしかわ いづみ、1935年10月6日 - )は日本の元女優。本名:伊藤 幸子(旧姓:芦川)。松竹歌劇団時代に付いた愛称は『おムギ』(有馬稲子に顔立ちが似ており、彼女よりもたくましいということから『稲』ではなく『麦』だというシャレからついた愛称)。日活の黄金期を代表する女優として知られる。

東京市滝野川区田端町(現・北区田端)に生まれる。1952年法政大学潤光女子高校(現・法政大学女子高等学校)を中退し、松竹歌劇団付属松竹音楽舞踊学校に入学する。

同期に野添ひとみ、姫ゆり子、山鳩くるみ(小林夕岐子の母とは別人)らがいた。このとき、芸名を「芦川いづみ」とする。1953年、ファッション・ショーに出演中、偶然いあわせた松竹の川島雄三監督に認められ、川島監督の『東京マダムと大阪夫人』に、月丘夢路の妹役でデビューする。

その後、1955年、日活に移った川島監督の推薦で松竹歌劇団を退団し日活に入社する。
その後、『幕末太陽傳』などの川島監督の作品をはじめ、様々な役に挑戦し、松竹から移ってきていた北原三枝とともに日活の中心的な存在となった。

また、1956年には、田坂具隆監督の『乳母車』で石原裕次郎と初共演する。裕次郎はこの作品の演技で、新しい魅力を遺憾なく発揮し代表作の一つとしたが、芦川もさわやかな演技で人気を不動のものとした。

以降、北原三枝とともに裕次郎の相手役として欠かせない存在となる。若い浅丘ルリ子にその座を譲ってからも日活を代表するトップ女優として活躍した。

一時、葉山良二とのロマンスが噂されたが、1968年に藤竜也と結婚して引退。家庭の人となった。

(出典:Wikipedia)

芦川いづみ 日活の黄金期を代表する女優

芦川いづみの特集上映(2015年9月18日まで開催)が東京・神保町シアターで行われた時の感謝を示す芦川いづみさんの直筆の手紙です。

とても貴重な芦川いづみさん本人の自筆の手紙(あいさつ)

昭和30年代の日活映画を代表する清純派女優、芦川いづみ。可憐で控えめながら、芯の強さと大人の女性の美しさを秘めた魅力で、みる者の心を強く揺さぶった。

清楚で可憐、みずみずしい芦川いづみさん

日活文芸路線時代、芦川いづみさんは日活の看板女優として大活躍した

銀幕に咲いた、清楚な白い花、永遠の恋人…芦川いづみさん

芦川いづみさんの主な出演映画作品例

1960年 映画『喧嘩太郎』深沢雪江 役:芦川いづみ

芦川いづみさんは石原裕次郎さんの相手役として欠かせない存在だった

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純情、可憐、知的で清潔感がある。そういう名女優なのが芦川いづみさん。

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映画「霧笛が俺を呼んでいる」(1960年)美也子 役:芦川いづみ

「邪魔者は消せ」の熊井啓の脚本を、「海を渡る波止場の風」の山崎徳次郎が監督した、赤木圭一郎のマドロスもの。撮影も「海を渡る波止場の風」の姫田真佐久。
(c)キネマ旬報社

霧笛が俺を呼んでいる

芦川いづみ

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【霧笛が俺を呼んでいる ストーリー】すずらん丸はエンジンの故障で出航を延期し、船員は陸に上った。航海士・杉(赤木圭一郎)も船員たちと酒場“35ノット”に行った。船員が女給のサリーにからんだことから、乱闘になり杉も警察に連行される─。翌日杉は友人の浜崎(葉山良二)に会いに出かけた。しかし、浜崎は二週間前に突堤で溺死体になって発見されたのだという・・・。当局は自殺と断定していた。しかし、浜崎の妹・ゆき子(吉永小百合)は自殺ではなく他殺だと話す。森本刑事は浜崎が麻薬の売人であったと教えた。杉が留守の間にサリーから電話がかかってきたが、杉がアパートへ行った時には、彼女は殺されていた。杉は浜崎の恋人・美也子(芦川いづみ)と浜崎の溺死現場に行った。そして、ロープは刃物で切られたことを知り、杉も他殺だと判断する。その後、浜崎と美也子は“35ノット”の支配人渡辺の配下に襲われる・・・。
(出典:Amazon.co.jp・キネマ旬報社)

赤木圭一郎さんと芦川いづみさん

芦川いづみ

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映画「あいつと私」(1961年)浅田けい子 役:芦川いづみ

スキー骨折の癒えた石原裕次郎が、久々に主演した石坂洋次郎原作の青春映画。裕次郎扮する売れっ子美容師の息子と、芦原いづみの女子大生が、自分たちをとりまく性の問題、出生の秘密などに対して、若いエネルギーをぶつけていく様を描く。
   とはいえ1961年という時代に製作された作品ゆえ、さすがに今日のそれとの違いは否めない。はっきりしずきる滑舌で一気にまくしたてる台詞回しや、安保闘争の風景がリアルに登場する描写などは、やはり時代の産物の域を出ない。その時代性は石坂洋次郎の原作小説が反映されたものだろうが、一方で中平康監督の演出のセンスも、今日の視点で見た場合、どうても違和感を感じてしまう。半世紀近く前に作られた作品だから、と言えばそれまでだが。
   アクション映画には見られない、裕次郎の快活な魅力が前面に出た作品と言えるだろう。芦川との軽快なやりとりは爽快で、芦川のコケティッシュな魅力が、重くなりがちなテーマを持つこの作品を救っている。
(出典:© 1996-2015, Amazon.com, Inc Amazonレビュー・斉藤守彦)

あいつと私(1961年)浅田けい子 役:芦川いづみ

芦川いづみ「あいつと私」のポスター

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