尾藤 春也（びとう はるなり）
加世子が通う高校の教師。妻を殺害された過去を持つ。同じ学校の生徒の加世子を「朝食会」へ勧誘する。
マンガ「朝食会」の見どころ
幼い時に犯罪に巻き込まれた過去を持つ主人公の加世子は、同じく犯罪被害者の高校教師の尾藤からの勧誘を受け、「朝食会」という犯罪被害者の復讐を行う団体へ入会します。法では裁けない犯罪者に対し復讐をし、犯罪被害者の心を救うといった、「本当の正義とは」何かを問うような内容で、読んでいて、本当に正しいことや正義などを考えさせられる作品です。また、相手が凶悪な犯罪者ばかりということもあり、加世子や尾藤が窮地に陥ったり、そこからの巻き返しなどもこの作品の見どころの1つです。さらに、様々人間関係も描かれており、キャラクターに感情移入してしまうような描写や、それによって自分自身も見つめ直すような機会を得るような作品です。また、本編にあたる「善悪の屑」ならびにタイトル変更後の「外道の歌」も合わせて読むと、この作品の世界観などがより鮮明になり、更に楽しめるのではないかと思います。
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