晩年も数々のアニメ作品に出演!声優・石塚運昇さんのお仕事まとめ

晩年も数々のアニメ作品に出演!声優・石塚運昇さんのお仕事まとめ

2018年に67歳で亡くなった石塚運昇さん。人気声優でも年を重ねるとアニメの出演本数が減っていくものですが、石塚さんは晩年までたくさんのアニメ作品に出演されていました。石塚運昇さんの出演作品とその魅力を振り返ってみましょう。


デビュー直後は吹き替えやナレーションがメイン

石塚運昇さんは、高校時代に人前で芝居をしたことをきっかけに、役者の仕事に興味を持つようになりました。

デビューしたのは1984年で33歳の時なので遅咲きだったんですね。実家はバイク屋さんで30過ぎまでバイクに熱中していたというのもあるようです。

声優としてデビューしてから、はじめは洋画の吹き替えやナレーションをメインに仕事をしていました。アニメの声優もしていたのですが、ご本人があまりアニメの仕事に力を入れてなかったそうです。

渋い声で壮年以上の役柄が多かったのでアニメよりも洋画などの方が需要があったというのもあるかもしれませんね。

初期の代表作にはドラゴンクエスト ダイの大冒険(第1作)のバランなどがありました。

「超新星フラッシュマン」など特撮でも活躍!

石塚さんは洋画、ナレーション、アニメだけでなく、特撮の吹き替えのお仕事もされていました。

1986年から放送されていた「超新星フラッシュマン」では改造実験帝国メスの支配者である大帝ラー・デウスの声を担当されていました。つまり、ラスボスですね。

当時まだ30代半ばでしたが、悪の帝王の役に石塚さんの声がぴったりだったでしょう。当時見ていたのですが、声まで覚えてないのが残念です。

他には1999年の「救急戦隊ゴーゴーファイブ」、2011年の「ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター」、2014年の「烈車戦隊トッキュウジャー」、2016年の「動物戦隊ジュウオウジャー」にも出演されていたんですよ。

OVA「マクロスプラス」でアニメに対する考えが変わる

1994年から1995年まで発売されたOVA「マクロスプラス」でメインキャラクターであるガルド・ゴア・ボーマンを演じています。

OVAということもあり大人向けのストーリーで、アニメらしくない演技を求められました。これが石塚さんにとって斬新で「アニメも面白いな」と思うきっかけになったのだとか。石塚さんは壮年以上の渋い役が多いですが、こちらの作品では25歳の役でしたよ。

「マクロスプラス」の劇場版が完成した時には、「消えてしまったと思っていた日本映画の才能がアニメの現場に受け継がれていると感じた」とまで話されていたそうです。それだけ衝撃的だったのでしょうね。

元々人気だったマクロスシリーズですが、こちらも人気シリーズでその後もゲームなどが作られています。ここまで長く演じる役になるとは思ってもいなかったでしょうね。

石塚さんが亡くなった後はスマホゲームで大塚明夫さんが代役を務めています。

「ポケットモンスター」のオーキド博士役では顔出し出演も!

「マクロスプラス」に出演して考えが変わったことも影響しているのか、それ以降アニメ出演が増えます。

1997年には大人気ゲームをアニメ化した「ポケットモンスター」でオーキド博士役とナレーションなどを務めました。

オーキド博士はポケモンの面倒を見ながら日々ポケモンの研究をしている博士。アニメ本編終了後に「オーキド博士のポケモン講座」などのミニコーナーがありました。ポケモンを紹介し、最後にポケモンを触ってしまい、ひどい目に遭わされるというのがこのコーナーの定番でしたね。
石塚さんはオーキド博士の衣装を着て、テレビ番組などに顔出し出演していたこともたびたびありました。ポケモン世代にとっては石塚さん=オーキド博士かもしれませんね。

オーキド博士とナレーションはどちらも石塚さんの死後、堀内賢雄さんが引き継いでいます。

この2つだけでもかなり重要な役なのですが、他にもポケモンなど様々なキャラクターを担当しています。それぞれ色々な声優さんに引き継がれていますが「ポケットモンスター サン&ムーン」の一部ポケモンの鳴き声は、代役を立てず、そのまま石塚さんの声を使っていてクレジットにも記載されていました。

ミスターサタンでは新たな役柄に挑戦!

2010年には「ドラゴンボール改」でミスター・サタンを演じています。その後の「ドラゴンボール超」にも出演しましたね。

前任の郷里大輔さんが亡くなったため、後任として石塚さんが選ばれました。他にも「魁!!男塾」の江田島平八、「キン肉マン」のロビンマスクなどを郷里さんから引き継いでいます。

石塚さんは渋い役、落ち着いた役を演じることが多いです。ミスター・サタンは年代はきっと石塚さんのお得意な年代だと思うのですが、ハイテンションでお調子者のキャラなので今までのキャラとは違いますよね。新しい扉を開けた感じだったのではないでしょうか。サタンを一度演じるとすごく疲れると話されていましたが、全力でぴったりでしたよね。

その後、2014年には「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 」でジョセフ・ジョースターを演じています。オーディションを受ける際に、合格の秘訣を聞いたところ「ハイテンションで」といわれたのだとか。ミスター・サタンをやっていた経験を活かして振り切った演技をしたところ、ジョセフ役に選ばれたのでした。ジョセフは渋いところもあるのでより、石塚さんにぴったりの役だと思います。

ミスター・サタンは江原正士さんが引き継いでいます。

石塚さんは晩年まで数々の役を演じていたので様々な方が引き継がれています。石塚さんの声が聴けなくなるのは寂しいですが、その魂は引き継いでいってほしいですね。

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声優 石塚運昇

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