「赤いシリーズ」一挙紹介!

「赤いシリーズ」一挙紹介!

1974年から1980年にかけて製作・放送された「赤いシリーズ」。TBSと大映テレビ共同作品で、テレビドラマ9作品とテレビスペシャル1作品の計10作品。いずれの作品もタイトルが「赤い」から始まっています。


「赤いシリーズ」とは

様々な試練や困難に立ち向かいながら、前向きに歩む男女の姿を描いた絶大な人気を誇る長寿ドラマシリーズです。

シリーズの顔と言えば、山口百恵と宇津井健。
最終作「赤い死線」は山口百恵の芸能界引退作品となりました。

いずれの作品もタイトルが「赤い」から始まっていることから「赤いシリーズ」と言われています。

第1作「赤い迷路」

1974年10月4日から1975年3月28日まで、全26話放送。

ストーリー:妻を殺された精神科医・結城正人(宇津井健)は、妻殺しの犯人を捜し出します。しかし、そこには娘・明子(山口百恵)の出生の秘密が隠されていたのでした。

主演:宇津井健
主な出演者:松田優作、山口百恵、長山藍子、小山明子、佐藤允、中野良子
主題曲「赤い迷路」のテーマ
挿入歌「去りゆく今」

第2作「赤い疑惑」

赤い疑惑

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1975年10月3日から1976年4月16日まで、全29話放送。

ストーリー:大島茂(宇津井健)は妻・敏江との間に、17歳になる娘・幸子(山口百恵)を持つ大学助教授。フランスには舞台演出家として活躍する妹の大島理恵(岸恵子)がいます。実は、その理恵こそが幸子の本当の母親であり、幸子は大島家の実の娘では無かったのでした。
父・茂の勤める大学にやって来た幸子は、学内の爆発事故に巻き込まれます。その時、幸子を助けたのが、相良光夫(三浦友和)という医大生でした。しかし幸子は、白血病になってしまい闘病生活を送ることになり、その間に父と母の秘密、そして、互いにひかれあったはずの光夫との、本当の関係(実は異母兄妹だった)を知っていくのでした。

主演:宇津井健
主な出演者:山口百恵、三浦友和、渡辺美佐子、原知佐子、松村達雄、長門裕之、八千草薫、岸恵子(特別ゲスト)
主題歌:「ありがとうあなた」(山口百恵)

第3作「赤い運命」

1976年4月23日から10月29日まで、全28話放送。

ストーリー:孤児・若杉京子(山口百恵)は、東京地検検事・吉野信人(宇津井健)の生き別れの娘ですが、偶然から証拠の品が入れ替わり、元殺人犯・島崎栄次(三国廉太郎)の娘・直子として引き取られます。代わりに、吉野いづみとして引き取られたのは、同じ孤児院で育った青山圭子(秋野暢子)だったのです。

主演:宇津井健
主な出演者:山口百恵、秋野暢子、南條豊、前田吟、岸田今日子、有馬稲子、池部良、志村喬、三國連太郎
主題歌:「赤い運命」(山口百恵)

第4作「赤い衝撃」

1976年11月5日から1977年5月27日まで、全29話放送。

ストーリー:高校陸上界から期待されていた短距離走選手・大山友子(山口百恵)。ある朝の自主練習の最中、背広姿の青年・新田秀夫(三浦友和)が助言をしてきます。それが運命の出会いとなり、友子は秀夫に惹かれ始めていました。しかし、秀夫は刑事であり、友子の父・大山豪助(中条静夫)の犯罪を捜査していたのです。豪助は高知県出身で、貧しい漁師の子供から大山産業の社長にのし上がった男で、地位と金を手に入れるため、法に触れる行為も平然と行っていたのでした。

主演:山口百恵
主な出演者:三浦友和、中条静夫、長門裕之、南田洋子、原知佐子、田村高廣、草笛光子、宇津井健(特別ゲスト)
主題歌「赤い衝撃」(山口百恵)
挿入歌「走れ風と共に」(山口百恵)

第5作「赤い激流」

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