モノポリーがファミコンで遊ぶことができる!モノポリーの歴史とルールを紹介

モノポリーがファミコンで遊ぶことができる!モノポリーの歴史とルールを紹介

有名なボードゲームであるモノポリーがファミコンソフトで発売されていたことをご存知でしょうか。現在では世界大会も開催されているモノポリーの歴史やルールを解説していきます。


モノポリーがファミコンでできるぞ

超有名なボードゲーム、「モノポリー」がファミコンソフトになっていることはご存知でしょうか。
ルールはボード版と変わりませんが、少しファミコン版のローカルルールもあるようです。
ファミコン版の場合、プレイヤーは自分とコンピューターに4人の5人対戦となっていて、1位を目指します。
ゲームで遊んでいるうちにルールや戦略もわかってくるので、初心者にもおすすめのゲームです。
モノポリーに詳しくない方もいると思うので、少し掘り下げて説明していきます。

超有名なボードゲーム「モノポリー」

日本で定番かつ超有名なボードゲームのモノポリーですが、どのように誕生したかご存知でしょうか。
その歴史を簡単に振り返ってみます。

モノポリーの基本となるゲームが1904年に誕生

モノポリーの基本となったゲームは「ランドローズ・ゲーム」と呼ばれ、そのゲームを作成したのは女性ゲームデザイナーのエリザベス・マギーです。
エリザベス・マギーはヘンリー・ジョージ著書の「進歩と貧困」の中に記される「土地は個人で独占所有するのではなく、社会全体の共有財産として等しく分配すべき」という文面に共感を受けました。
元々は経済学の教材として作られたそうですが、このゲームにはマギーが強く願う「社会の不平等を生むような土地の独占が可能となっている社会制度はよくない」という気持ちも強く込められています。
ランドローズ。ゲームのルールはとてもシンプルで、「誰かが土地を購入したら、プレイヤーは所持金を共有する」「他人を破産させて金持ちになることを目指す」「不動産を独占して相手を破産させる」というこの三つのルールを元にゲームが形成されています。
ボード自体もシンプルな作りでしたが、土地や鉄道が配置されているところは現在のモノポリーに引き継がれています。
シンプル故に、ランドローズ・ゲームは世間に広がっていくと同時に、ルールやデザインが改良され派生ゲームが生まれています。

1933年モノポリーが誕生

ランドローズ・ゲームから様々な派生ゲームが生まれる中、そのゲームの中の一つである「ファイナンス」で遊んでいたチャールズ・ダロウがファイナンスに改良を加え、現在のモノポリーが生まれました。
チャールズ・ダロウが改良を加えたマスは、ダイニングテーブルを使い作成されています。
しかもこのテーブルは現在でも現存していて、オークションでは1200万円ほどで落札されました。

モノポリーは世界大会も開かれています。

モノポリーは世界大会も開かれています。
第一回大会は1973年にニューヨークで開催され、日本人が参加したのは1985年になります。
開催はオリンピックと同じく4年に1度で、日本人の優勝は1988年2000年に優勝しています。

モノポリーはこんなゲーム

上記のように、歴史の深いモノポリーですが、どのようなゲームなのか、どのように進めていくのかを見ていきます。

モノポリーのゲームの進め方とルール

モノポリーは2人から遊ぶことができ、最大で8人まで遊ぶことができます。
やり方によってはそれ以上でも遊ぶことができますが、最適人数が4、5人と言われていますので8人以上で遊んでも面白くありません。
進み方はすごろくと同じく、サイコロを振り、出た数字の分だけ進んでいきます。
止まった場所に所有者がいない場合、その土地を購入しその土地の権利者となることができます。
増やしていった不動産に建物を建てたりして価値を上げ、売買することで資産を増やしたり、レンタルすることで資産を増やしていきます。
すごろくらしく、様々なマスにトラブルが仕掛けてあり、「共同募金」「チャンスカード」「税金の支払い」「刑務所」などで資産を減らされたり休みを強いられたりします。

モノポリーの面白さはココ

モノポリーの面白さは、ただ勝敗が決するところではありません。
土地を買ったり建物を建てたりと自分の資産が増えていくところが楽しいのですが、それには土地を買わなければなりません。
しかし、やみくもに土地を買ってもダメであり、同じ色の土地を揃えなければ建物を建てることも成長させることもできません。
土地を取得するために、他のプレイヤーとの様々な交渉や駆け引きが待っています。
例えば、自分が欲しい土地、相手が欲しい土地をお互いで交換する方法や、1位のプレイヤーを引きずり下ろすための交渉もあったり、ここぞというときの究極の選択など、勝負の選択が随所に盛り込まれています。
世界大会があるぐらいなので、楽しさも世界レベルです。

関連する投稿


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

角川アスキー総合研究所より、国内外ゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通ゲーム白書2025』が発売されます。発売予定日は8月7日。


伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む!『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売決定!初回限定版も要チェック!

伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む!『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売決定!初回限定版も要チェック!

伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む、超人気ゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」(CS放送フジテレビONE スポーツ・バラエティで放送中)のDVDシリーズ第22弾、『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売されます。


X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

株式会社エディアより、1989年から1990年にかけて発売されたX68000用ゲーム「ソル・フィース」「夢幻戦士ヴァリスⅡ」を収録したX68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が現在好評発売中となっています。


広島県福山市で昭和・平成レトロ&サブカルの祭典『サブカル魂2025』が開催決定!高橋名人など著名なゲストが続々登場!!

広島県福山市で昭和・平成レトロ&サブカルの祭典『サブカル魂2025』が開催決定!高橋名人など著名なゲストが続々登場!!

広島県福山市「iti SETOUCHI(イチ セトウチ)」にて、昭和・平成レトロ&サブカルの祭典『サブカル魂2025』の開催が決定しました。会期は8月30日(土)・31日(日)。


最新の投稿


え、徳川綱吉が名君に?角川まんが『日本の歴史』最新研究でまさかのアップデート!

え、徳川綱吉が名君に?角川まんが『日本の歴史』最新研究でまさかのアップデート!

「学習まんがと言えばこれだよね!」と親世代も知る角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』が、刊行10周年で累計1000万部を突破。この節目に、なんと全15巻の内容を最新の研究に合わせて大改訂したというから驚きだ。東大の先生たちも加わったこの「アップデート」、あの「生類憐みの令」の評価まで変わっているらしい。自分の子どもや孫に教える前に、親父たちも要チェックだぞ!


佐藤竹善がCITY POPを語る!産学共同「楽演祭Vol.8」1月10日開催

佐藤竹善がCITY POPを語る!産学共同「楽演祭Vol.8」1月10日開催

SING LIKE TALKINGの佐藤竹善氏を招いた産学共同イベント「楽演祭Vol.8」が、2026年1月10日にテアトロ・ジーリオ・ショウワで開催決定。第1部では、佐藤氏自身のルーツを通じてCITY POPが生まれた洋楽の影響を解説。第2部ではアコースティックライブを披露する。「Joppa Leigh」プロジェクトにも言及。教育とエンタメを融合した一夜限りのスペシャルイベントです。


吉田拓郎からVaundyまで!『日本ポップス史 1966-2023』発売

吉田拓郎からVaundyまで!『日本ポップス史 1966-2023』発売

NHK出版より、音楽評論家スージー鈴木氏による新刊『日本ポップス史 1966-2023 あの音楽家の何がすごかったのか』が11月10日に発売。1966年以降の日本の大衆音楽を「時代性」と「大衆性」の視点から通史として紐解く決定版です。吉田拓郎、荒井由実、桑田佳祐から米津玄師、Vaundyまで、レジェンドたちの功績と系譜を一本の軸でつなぎます。


たまごっち29周年記念!公式ショップ「ふぁくとり~!」で限定グッズ

たまごっち29周年記念!公式ショップ「ふぁくとり~!」で限定グッズ

「たまごっち」誕生29周年を記念し、公式ショップ『たまごっち ふぁくとり~!』が11月22日(土)に原宿「ハラカド」内にリニューアルオープンします。アニバーサリーを祝う記念キービジュアルが公開され、限定アクリルキーホルダーやミニミニアクリルスタンドなど、ファン垂涎のオリジナルグッズが多数発売決定。体験型の商品やコラボアイテムも登場します。


月刊少年マガジン創刊50周年!大宮で記念POP UP STORE開催決定

月刊少年マガジン創刊50周年!大宮で記念POP UP STORE開催決定

創刊50周年を迎えた「月刊少年マガジン」を記念したPOP UP STOREが、2025年11月25日から2026年1月7日までハンズ大宮店で開催!『ノラガミ』『DEAR BOYS』『四月は君の嘘』など歴代名作の資料展示や公式オリジナルグッズを一挙販売。昭和、平成、令和を駆け抜けた月マガの50年の歴史を体感できます。少年も、かつての少年も全員集合!