アドバルーン
簡単に言えば風船型広告の事ですね。
そんなアドバルーン、昭和の頃は何処のデパートでも高々と掲げていて、母親とデパートに行く時はアドバルーンがみえてくると、子供ながらにワクワクしたものでした。
何故消えたの?
昭和の頃って周りでもデパートが1番高い建物という感じでしたが、徐々にデパートよりも高いビルや建物が出来始め広告が全く見えなくなり、宣伝効果が無くなったのが、原因といわれています。
逆に周りのビルより高く上げ過ぎても広告が見えないから意味が無いとか。
アドバルーンを見てるだけのバイト
現在でもあるそうですが、正確には「アドバルーン監視バイト」と言います。
バイト内容は、と言うとビルやデパートの屋上でアドバルーンが強風で飛んでったり事故が起こらないようにアドバルーンを監視しし続けます。
見ているだけ、と書きましたが、ただ見ているだけではなく、雲行きが怪しくなったり、強風が吹き始めた場合に責任者に連絡をいれ指示を受けるとか。
それ以外はバイト中も自由が多くスマホでゲームや読書などもできるみたいです。
アドバルーンの会社の現在は?
昭和40~50年頃の最盛期の頃より規模は減りましたが、現在でも健在です。
2社ほどピックアップしたので見てみましょう。
中部アド(株)
中部アド 工場
TBSの「坂上&指原のつぶれない店」でも紹介された三重県伊賀市にある中部アド(株)さんは、従業員は5人の家族経営だそうです。
で現在ではアドバルーンの仕事は月に1~2回入るか入らないか、と言うところで、年間の売上も220万円前後だとか。
当然ビジネスとしては成り立ちませんね。
新たに手掛けたビジネスが
よみがえれ水口岡山城 エアートランポリン
「エアートランポリン」です。
中部アド(株)さんでは現在オリジナルの「エアートランポリン」の制作を行っているようです。
なんでも会社全体の年商の9割が、この「エアートランポリン」によるものだそうです。
残りの1割がアドバルーンだとか・・・