劇場版ドラゴンボール史上最高の敵キャラといえば「ブロリー」で決まりっ!

劇場版ドラゴンボール史上最高の敵キャラといえば「ブロリー」で決まりっ!

筋肉ムキムキの「伝説の超サイヤ人」に変身し、悟空や悟飯、トランクスが束になっても無傷で、おまけにキャラデザが尋常じゃなくかっこいい…。そんな劇場版ドラゴンボール史上、いや、ドラゴンボールのアニメオリジナルの敵キャラ史上、最高の存在感を放った・ブロリーについて振り返ります。


敵キャラがダサかった『ドラゴンボール超』

ドラゴンボールシリーズの18年ぶりのテレビシリーズとして放送され、今年3月をもって最終回を迎えた『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)。このファン待望だった新シリーズについて、ネット上で常々寄せられていた批判の一つに、「敵キャラがダサい」というものがあります。ためしにざっと挙げてみると、以下のとおり…。

ジレン

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たしかに、ダサい!何一つ、ワクワクしません。さらに始末が悪いのは、上記のキャラはすべて「強キャラ」だということ。モブの雑魚キャラではないのです。列記とした悟空やベジータを脅かす主軸の悪役であり、その強さは、フリーザやセル、魔人ブウよりも遙か上なのです。

これがアニメ制作陣営によって勝手に考案したものだったら、まだ、怒りの矛先が明確になるのですが、すべて鳥山先生本人が原案を考案されたというから、担当から外れたのに小うるさくキャラデザにイチャモンをつけていたマシリトこと鳥嶋和彦氏の偉大さ・ありがたみがよく分かるというものです。

改めて再評価したい、ブロリーのカッコよさ

これら覇気のないドラゴンボール超の敵キャラたちを見て思い出すのは、空前絶後の強敵・ブロリーのカッコよさ。抜群のキャラクターデザイン、2段階で超変身を遂げるギミック、悟空との因縁も含めたドラマ性・宿命感…。すべてが完璧な、ドラゴンボール史上でも屈指の魅力を兼ね備えた悪役でした。

ブロリー

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ブロリーは、哀しい過去を背負っている

ブロリーは惑星ベジータ生まれのサイヤ人であり、誕生直後から戦闘力1万を計測するなど、とてつもないポテンシャルを誇っていました。この強大過ぎる力がいずれ自分やベジータを脅かすのではないか…そう考えた惑星ベジータの主・ベジータ王は、ブロリーとその父・パラガスを手にかけ、2人は瀕死の重傷を負わされます。しかし、惑星ベジータがフリーザによって破壊された時に、ブロリーの秘めたる力が解放され、パラガス共々逃げ延びることに成功。

その後、ブロリーは成長するにつれて、「サイヤ人そのもの」と形容されるほどの凶暴で残虐な戦士になっていき、パラガスの手にあまるようになります。そこでパラガスは、ブロリーが油断した隙を突き、頭に制御装置を取り付け、以降、意のままにコントロールするようになるのでした。

ブロリーの父・パラガス

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二段階で変身するブロリー

ブロリーの特徴といえば、通常の超サイヤ人からさらに上の「伝説の超サイヤ人」になれるところです。これは後に登場する形態「超サイヤ人2」でも、セルに挑んだベジータ・トランクスがなっていた、ムキムキマッチョでスピードが遅くなる超サイヤ人でもありません。しかも、通常の超サイヤ人モードも髪色が青みがかっていて、他のサイヤ人たちと一線を隔していて、何ともニクいところです。

ブロリー(通常)

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超サイヤ人・ブロリー

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伝説の超サイヤ人・ブロリー

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ブロリーはもう一人の悟空?

ブロリーにはガーリックJr.やクウラのような、他の劇場版の悪役と異なり、地球制服の野望はありません。唯一、彼の行動に目的があるとすれば、「悟空への執着心」です。ブロリーには、赤ん坊時代、「隣で寝ていた悟空の泣きわめく声に泣かされた」というトラウマがあります。それゆえ、悟空に異常なまでの憎しみを抱いているのです。

この背景には、「ブロリーはもう一人の悟空」という裏設定があり、怒りを力に変えて超サイヤ人になった悟空に対して、ブロリーは哀しみを募らせて、暴走する過程で超サイヤ人化したという、陽と陰の関係性があるそうです。ブロリーの頭にはめられた制御装置が、『西遊記』の孫悟空につけられた金の輪っかをモチーフにしている事実もさることながら、考えてもみれば、善と悪の違いだけで、生まれながらの戦闘狂という根本部分は、2人ともまったく一緒です。

ベジータをヘタレ化させるほど強かった

ブロリーの強さは半端じゃありません。Z戦士総出で攻撃を仕掛けても傷一つ負いませんし、何よりも強すぎるせいで、ベジータが「勝てるわけない…」とへたり込んで、自分の息子・トランクス含め仲間がボコボコにされているにもかかわらず、無気力人間になってしまうのです。この圧倒的すぎる敵キャラ・ブロリーの登場から、ベジータのキャラ崩壊は始まったと言っても過言ではありません。

3度にわたって劇場版のラスボスとして登場

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