カラーひよこって?
その名の通りカラフルなひよこの事です。
勿論天然ではなく人が染めたもので、主に愛玩用としてお祭り・縁日などで売られていました。
作り方が・・・
着色には、残酷ですが、主に繊維用の染料を水で薄めて、ここにひよこを漬けるか、スプレー(エアブラシ)でかけることが行われた。
また短時間で効率良く染料を乾燥させる為、強力な熱風を浴びせ続けられます。
的屋の世界では
的屋
着色・強力乾燥の為、ひよこも弱り短命で、直ぐに死んでしまう事から、「ハヤロク」と呼ばれていました。『早くロクる(死ぬ)』という意味です。
ボロ儲け
大人になって知りましたが、仕入れ値が安く、1羽10~20円の世界と聞きました。
それを当時、300~400円で販売していたから、旨い商売だったんだと思います。
子供がペットに
私が子供の頃はお祭りや縁日以外でも、小学校のそばの通学路で、おじさんがダンボールに大量に入れて道端で売っていました。
速攻家まで帰り、お袋を連れ買いに行った記憶があります。
コンプリート
普通の黄色い、ひよこなら1羽で充分だけど赤、青、緑、ピンク、紫などカラフルな、ひよこが居れば、子供ながらに全色コンプリートしたくなります。
色が違えば、集めたくなる購買意欲そそるのが、うまかったと思います。
私もお袋に全色、ねだるとブチ切れたけど、なんとかお願いして1羽だけ買ってもらった記憶があります。