「縄跳びアーティスト」としてシルク・ドゥ・ソレイユに13年間出演!世界40ヵ国200ヵ所以上を公演して巡った田口師永さん。

「縄跳びアーティスト」としてシルク・ドゥ・ソレイユに13年間出演!世界40ヵ国200ヵ所以上を公演して巡った田口師永さん。

小学校時代に誰もが経験した「縄跳び」。二重跳びや交差跳び、何回跳べたかをクラスや学年で競いましたよね。そんな縄跳びを見たこともないような凄技の域に昇華し「縄跳びアーティスト」としてシルク・ドゥ・ソレイユに13年出演し続けた田口師永さん!その生い立ちから縄跳びとの出会い、シルク・ドゥ・ソレイユのアーティストとして世界を旅してまわった経験をお話しいただくことが出来ました。


皆さんは「縄跳び」と聞くとどんなことを思い出しますか?

小学生のころ「〇〇跳び××回」と書かれた課題カードを片手に、休み時間に何度も挑戦した縄跳び。クラスごとに回数を競った長縄跳び。あるいは冬の寒い時期、縄跳びの縄が足に当たって痛かった思い出…。

思い出は人それぞれですが、おそらく誰もが経験したことがある「縄跳び」。

その「縄跳び」を引っ提げて世界各国でパフォーマンスを魅せてきたのが田口師永さん。

あのシルク・ドゥ・ソレイユ「QUIDAM(キダム)」のメンバーとして世界40ヵ国200ヵ所以上を公演して巡った田口師永さんに、ミドルエッジ編集部(ミド編)はお話を伺うことが出来ました。

1976年生まれ。大学卒業後、IT企業に就職。
2000年からスキッピングロープ(なわとび)をはじめ、翌年には世界選手権に出場して第9位となり、2002年に第3位を獲得。
同年「シルク・ドゥ・ソレイユ」との契約を果たし、2003年に「キダム」の日本公演でスキッピングロープのソリストとしてデビュー。「キダム」では唯一の日本人として13年間出演を続け、終了(2016年2月)までに42カ国(217都市)にて約4,000回の公演を行ってきた。
現在はその経験を生かし、ビジネス講演やセミナー、イベントなどでのパフォーマンス、教育機関でのなわとび先生などの活動を行う。

(HPより)

田口師永さん

まずはその「縄跳び」を動画で御覧ください!

およそ私たちがイメージする「縄跳び」のレベルでないパフォーマンスであることが一目でわかりますよ。

体操に親しんで育った幼少期

-「縄跳びアーティスト」として世界を巡った田口さんですが、縄跳びとの出会いは小学生のころだったのでしょうか?

-小学生の頃はどんな日常でしたか?例えば土曜の夜はドリフを観たり(笑

自分の体操のレベルが見えた高校時代、そして大学時代

-大学は、順天堂大学に進まれました。

「自転車では成功出来ないぞ」

運動生理学に通ずる顧問の先生からはっきりと「自転車では成功出来ないぞ」と言われた田口さん。新人戦でも、出場選手の中で最下位から2番目という成績だったそうです。

「理想と現実は違った」と語る田口さん

-その後は、スポーツに強い同大学にあって帰宅部ということになりました。

-ベッコアメですか、懐かしい!時代はまだWeb黎明期でしたよね?

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